当院は、昭和39年7月14日、龍ヶ岳町をはじめ天草上島の地域住民の健康と尊い命を守る為に、ベッド数70、3診療科(内科、外科、産婦人科)の国保龍ヶ岳町立上天草病院として開設され、約43年間が経過しました。
以来、昭和47年7月6日の天草大水害をはじめ多くの苦難を乗り越え、昭和59年5月には、ベッド数200の総合病院に昇格しました。
その後、平成3年7月には、MRIや血管造影装置などの近代的設備を備えた新病院に移転し、又、老健施設や健康管理センターなどの関連施設を併設し、地域包括ケアシステムの構築にも力を入れてきました。
平成16年3月31日には、町村合併で上天草市立上天草総合病院となり、当院の理念である「信頼される地域医療」を目標に、上天草地域の中核病院として医師会や介護・福祉施設などの連携を密にして、地域医療の質の向上に努力しています。
特に、少子高齢化に対応する為に、産婦人科、小児科、内科、眼科、整形外科などの診療機能を充実させ、赤ちゃんからお年寄りまで地域の皆様が住み慣れた町で、健康で安心して生活できる町づくりに貢献していきます。
しかし、地域医療、特に過疎地の自治体病院を取り巻く環境は平成3年以降年々厳しさを増し、H.18年度末には3億4千万円の不良債務をかかえ、病院存続の危機を向えました。そこで、平成19年4月に経営形態を地方公営企業法の一部適用から全部適用に移行し、種々の経営健全化策を実行してきました。
それに加えて、地域婦人会をはじめ多くの住民のボランティア活動や応援もあり、平成22年度末には不良債務を解消でき、H.23年度からMRIの新規導入、フィルムレス、電子カルテ導入等の設備投資の中期計画を実行に移したところです。
今後共、健全経営のもと、患者様中心の医療を目指して、職員一同常に自己研鑽に努めてまいりますので、皆様のご指導、ご協力をお願い申し上げます。
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